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■アーユルヴェーダと西洋医学

アーユルヴェーダの病気へのアプローチ

 

アーユルヴェーダの患者さんや病気へのアプローチの方法は西洋医学とは少し違っています。

アーユルヴェーダドクターはまず、患者さんを問診します。

病気や症状についてだけでなく、普段の食事や生活についても質問がなされます。

その家族や家系に多い体質や病気に話が及ぶこともあります。

次にその人の体の形や顔色、それらの変化や脈診から状態を調べます。

病気はその人個人の体質や遺伝的要素、魂や気持ちの持ち方も関係があると考えます。

ですから、同じ食事、同じ生活をしていても人によっていろいろな病気が生じるのです。
アーユルヴェーダドクターはその人個人の体全体から病気をとらえ、その人自身に最も適した治療を行います。

アーユルヴェーダドクターは主に以上の方法で診断をします。

診断が終わったら、その人個人に応じた生活や食事のとり方をアドバイスし、アーユルヴェーダトリートメントを行います。
アーユルヴェーダトリートメントでは主にハーブ(薬草や薬木)が用いられます。ハーブには外用と内服があります。

 

アーユルヴェーダと西洋医学 - 相補医学

 

アーユルヴェーダのハーブの特徴は副作用がないということです。
西洋医学の薬剤の中には使い方を注意しなければならないものがあります。

昨今、医師が使用方法を間違った結果が医療事故として報道されているのはご承知の通りです。

しかしながら、アーユルヴェーダは西洋医学を否定するものではありません。

むしろ、アーユルヴェーダと西洋医学は互いに足りない部分を補うべきものだと考えます。

西洋医学は病気をアーユルヴェーダとは違った視点でとらえ、研究しています。

互いに補い合うことで、西洋医学のみでは完治が難しい病気やケガを治療する可能性を持っています。

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